英語表現・ニュアンス解説

cave-inの意味とは?「屈する・崩落」の英語使い方とgive inとの違いを解説

⚡3秒でわかる結論要約

「cave-in」の最大の特徴は、トンネルや洞窟の天井が重みに耐えかねて“崩落する”という物理現象から、ビジネスや交渉で“圧力に耐えきれず屈服する(折れる)”という意味に発展した点です。

名詞としてハイフン付きの「cave-in」は「落盤・崩落事故」を表し、句動詞「cave in (to...)」は「(粘り強い要求や脅迫に)屈する・妥協する」を表します。単に諦める「give in」に比べ、「外からの強い圧力に抗いきれず、内側から崩れるように折れてしまった」という切迫したニュアンスを持ちます。

本記事の重要ポイント
  • 名詞「cave-in」は「洞窟やトンネルの崩落・陥没」
  • 句動詞「cave in to...」は「外部の強い圧力や要求に耐えかねて屈する・折れる」
  • 日常の軽い妥協なら「give in」、圧力や交渉での降伏なら「cave in」と使い分ける
Comparison Table

「屈する・崩れる」を表す英語表現の比較・ニュアンス対比表

降伏の要因、圧力の強さ、使用される文脈による使い分けを整理しました。

単語 / 表現コアイメージ主な使用場面ニュアンス
cave in (to)外部からの強い重圧に耐えかねて内側から崩れるストライキの交渉、粘り強い説得、厳しい値引き要求「屈する・折れる・要求を呑む」。強い抵抗の末に力尽きるニュアンス
give in (to)差し出して相手の要求を受け入れる子供のおねだり、甘い誘惑、議論での譲歩「降参する・根負けする」。最も標準的で日常会話に使いやすい
collapse構造物、経済、健康が急激に崩壊する建物の倒壊、株価の暴落、過労で倒れる物理的・機能的な「崩壊」。心理的な屈服ではなく完全な破綻
yield (to)権利や進路を相手に譲り渡す交通標識(一時停止・道を譲れ)、外交交渉、法律フォーマルで公的。「屈する・譲歩する」。品格のある書き言葉

それぞれの詳しい使い方と実践例文

リアルな日常会話・ビジネスでの具体的な会話例と間違いやすいNGパターン

1. ビジネス交渉や議論で使う「cave in to」(要求に屈する・折れる)

★ コアの意味:「圧力や要求に耐えきれずに妥協する」

労使交渉、価格交渉、政治的な対立において、一方の側が粘り強い要求やプレッシャーに耐えきれず、ついに要求を呑んでしまった状況を描写する際、経済ニュースやビジネス会話で頻繁に用いられます。

実践会話例文

The management refused to cave in to the union's demands for a wage increase.

経営陣は、賃上げを求める労働組合の要求に屈することを断固として拒否した。

💡 解説: ビジネス報道で頻出する「refuse to cave in to(屈することを拒む)」の形です。

After hours of intense negotiation, the supplier finally caved in and lowered the price.

何時間にも及ぶ激しい交渉の末、サプライヤーはついに折れて価格を引き下げた。

💡 解説: タフな価格交渉で相手が妥協した瞬間を描写した例文です。

We must not cave in under political pressure.

私たちは政治的な圧力に屈してはならない。

💡 解説: 「under pressure(プレッシャーの下で)」と組み合わせて毅然とした態度を示す表現です。

「屈する対象」を置くときは前置詞「to」を忘れない
誤り× The government caved in the protesters.
正解○ The government caved in to the protesters' demands.

何に屈したかを述べる場合は必ず「cave in to [名詞]」の形を取ります。「to」を忘れると文法的に不自然になります。

2. 物理的なトンネルの「落盤・崩落事故」を表すcave-in

★ コアの意味:「トンネルや鉱山の天井の崩壊」

名詞の「cave-in」は、鉱山や地下鉄工事、トンネルの天井が崩れ落ちる事故(落盤・土砂崩れ)を指します。「cave(洞窟)」が「in(内側へ)」崩れてくる情景がそのまま言葉の成り立ちです。

実践会話例文

Several miners were trapped underground after a sudden cave-in.

突然の落盤事故の後、数名の鉱山労働者が地下に閉じ込められた。

💡 解説: ニュースで報じられる落盤・崩落事故の典型的な英文です。

Heavy rainfall caused a dangerous cave-in along the mountain highway.

激しい豪雨により、山岳ハイウェイ沿いで危険な道路の陥没(崩落)が発生した。

💡 解説: 道路や地盤の陥没・崩落にも「cave-in」が使われます。

よくある質問(FAQ)

「cave-in」に関して学習者が抱きやすい関連の疑問

Q「cave in」と「give in」はどう使い分ければいいですか?
A
日常の些細な場面(子供にお菓子をねだられて根負けした時など)は「give in」が自然です。「cave in」を使うと「脅迫や激しいプレッシャーに負けて屈した」ような大げさでドラマチックな響きになります。
Qハイフンがある「cave-in」とない「cave in」の違いは?
A
ハイフン付きの「cave-in」は名詞(落盤・崩落事故)です。ハイフンなしの「cave in」は動詞句(崩落する/屈する)として使い分けられます。
Q「cave」という単語単体で動詞として使えますか?
A
通常は「cave in」という句動詞の形で使われますが、口語で単に「He caved.(彼が折れた・屈した)」のように「in」を省略して使われることもあります。

まとめ & 実践で使える英語力を鍛えるには

本記事の要点まとめ
  • 1名詞「cave-in」はトンネルや鉱山の「落盤・崩落事故」
  • 2句動詞「cave in to...」は強い圧力や交渉に耐えかねて「屈する・折れる」
  • 3「give in(根負け・譲歩)」よりも圧力に耐えきれず崩れ落ちるニュアンスが強い
おすすめの実践学習

国際ビジネス交渉やタフなディスカッションで毅然とした英語表現を身につけたい方は、ビジネス特化型スクールと大手定番スクールの比較もぜひご覧ください。

Bizmatesとレアジョブ英会話の比較はこちら

あわせて読みたい!英語表現・フレーズ解説

日常会話やビジネス、映画でよく使われる重要表現をチェック

アテンションプリーズ 意味

アテンションプリーズの意味とは?ネイティブの使い方・言い換え表現を解説

「アテンションプリーズ(Attention, please)」と「Excuse me」の最大の違いは、“大勢の注意を一斉に引く公式アナウンス”か“個人の注意を引く対話表現”かという点です。

解説記事を読む
愛ルビーバック

愛ルビーバックの意味とは?正しい英語「I'll be back」の発音・使い方を解説

「愛ルビーバック」の正しい英語表記は「I'll be back」であり、「私は(ここへ)戻ってくる」という意味です。

解説記事を読む
nextの意味

nextの意味と使い方まとめ!next weekの違いや時制・前置詞を徹底解説

「next week」と「the next week」の最大の違いは、“今(現在)を基準にした来週”か“過去・未来の特定時点を基準にした翌週”かという点です。

解説記事を読む
ファーザーズデイ

ファーザーズデイの意味と英語表記!Father's Dayのメッセージ&文化の違い

「ファーザーズデイ」の正しい英語表記は「Father's Day」であり、毎年6月の第3日曜日に父親へ感謝を伝える「父の日」を意味します。

解説記事を読む
puffy 意味

puffyの意味とは?「むくんだ・ふっくら」の英語表現と日常英会話の使い方

英語の「puffy(パフィー)」は、「(目や顔が)腫れぼったい・むくんだ」または「ふっくらと膨らんだ」という意味を持つ形容詞です。

解説記事を読む
パーフェクト 英語

パーフェクトの英語意味と使い方!相槌「Perfect!」のニュアンスと類語解説

「perfect」の最大の特徴は、“欠点がない完全無欠”という意味だけでなく、英会話では「いいね!」「それでバッチリです!」という強力な肯定の相槌として日常的に使われる点です。

解説記事を読む